訪問看護

訪問看護師として働くメリット・デメリットとは?

投稿日:2019年6月6日 更新日:

病院やクリニックなどでの看護師の業務と、訪問看護ステーションなどで、訪問看護師として働くことは業務内容がかなり異なってきます。

そこで、訪問看護師として働くとどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。訪問看護の仕事にご興味をお持ちの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

訪問看護師として働くメリット

まず、訪問看護の仕事におけるメリットについて解説していきます。

比較的給与が高め

病院の看護師は複数人で複数の患者さんを相手にします。その点、訪問看護師は一対一で患者さんを看ることになるため、責任が大きいこともあり給与は比較的高めになっています。

看護師という仕事でより高収入を望むのであればおすすめです。また、後述しますが施設によってはオンコール手当というものもつく場合があります。

土日休み、日勤のみの求人が多い

施設にはよりますが、訪問看護の求人は「土日休み」「日勤のみ」で「夜勤なし」という場合が多いです。入院病棟のある病院や診療所では常勤だと土日に絶対休むということができませんし、夜勤もあります。

そのため、固定で土日にしっかり休みを取って働きたいという看護師さんに向いています。夜勤がないため、身体的な面でも無理なく働くことができるでしょう。

スキルアップができる

これまで病院やクリニックなどの医療機関で働いていた場合、それらの職場とはまた違う在宅医療の専門知識や経験を積むことができます。

一人ひとりの患者さんに寄り添い、症例を調べて最適な診療計画を立てるなど、つねに勉強を重ねることが重要な仕事です。さらなるスキルアップを望む方に向いているといえるでしょう。

訪問看護師として働くデメリット

つづいて、訪問看護の仕事におけるデメリットといえる部分を解説していきます。

看護師の負担が大きい

前述のように患者さんを一対一で看ることになるため、責任が大きいです。また、想定外の事態が発生しても一人で対処しなくてはならない場合もあります。

また、約束の時間までにつぎの患者さんの家へ行かなくてはならないため、限られた時間ですべて対応しなくてはなりません。新任となると、患者さんに前任の看護師さんと比較されることもあるようです。

ただ、患者さんやその家族にとっては頼れる唯一の看護師という大きな存在であり、仕事のやりがいがあるといえるでしょう。

体制が整っていないこともある

訪問看護サービスは、まだはじまったばかりの新事業です。そのため、施設によっては看護師の数が少ない、フォローや教育・福利厚生といった体制が不完全ということもあります。

そのため、施設次第でいつも忙しく休みが取れない、なにか問題が発生しても相談できる人がいない、という問題に直面する場合があります。

そうならないためには、実際に働いている人の声を聞いたり、運営会社がしっかりしている求人を選んだりすることが重要です。

オンコール対応をする場合がある

夜間や休日など勤務時間外の呼び出し「オンコール」の待機をしなくてはならない場合があります。急変などの緊急時や、不安で話を聞いてほしいといった相談で呼ばれることがあります。

施設によりますが、常勤看護師はオンコール待機が必須というところが多いようです。この場合、オンコール手当が給与に上乗せされます(平均1,000~2,000円)。

オンコール対応の回数の希望を聞いてもらえることもありますし、オンコールのない施設もあります。この部分は見学や面接の際に確認してみるとよいでしょう。

まとめ

訪問看護は看護師が重要な判断を下すこともあり、3年以上の臨床経験があり、一定以上のスキルを持っていることが求められます。

訪問看護師として働くには、患者さんや家族と深く付き合うことからコミュニケーション能力も重要ですが、つねに学ぶ姿勢があり、さまざまな知識を持っていることが望ましいといえるでしょう。

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  • この記事を書いた人
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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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