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看護師のよくある転職理由 | 面接でイメージアップする伝え方

投稿日:2019年6月5日 更新日:

面接で転職理由を聞かれたとき、「働き方に不満があって辞めた場合はどう答えればいいの?」「印象を良くする答え方は?」など、言いにくい理由で辞めた場合は特に迷いますよね。

看護師は同業に転職する方が多く、転職理由の伝え方は面接において重要なポイントです。

ここでは、看護師のよくある転職理由と、面接時に印象を悪くしない伝え方を紹介します。

看護師のよくある転職理由5つ

厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査」(2010年)では、「他施設で看護職員として働きたい理由」について、次のような理由が上位になっています。

1位 他施設への興味 34.1%
2位 給与に不満がある 31.1%
3位 休暇が取れない・取りづらいため 24.5%
4位 超過時間が多いため 22.3%
5位 責任の重さ・医療事故に不安がある 17.7%
6位 夜勤の負担が大きい 16.7%
7位 人間関係がよくない 15.4%
8位 キャリアアップの機会がない 11.6%
9位 健康問題 8.7%
10位 出産・育児 8.4%

参考:看護職員就業状況等実態調査結果

上記の中から、いくつかピックアップして紹介します。

給料が安い

看護師は忙しく、命を預かる責任もある仕事です。そのため他の職業より平均年収は高めですが、仕事の大変さに比べて、給料が少ないと感じる方も多いようです。

夜勤が多いのに手当や残業代が出ないなどの場合、不満はよりたまっていきます。

休みが少ない・多忙すぎる

全国的に看護師は不足しており、有休や希望通りのシフトをとるのは難しく、残業・夜勤も多い傾向にあります。

しかし、忙しすぎて体を壊しては大変です。多忙はミスの原因にもなります。医療事故は人命にかかわってきます。

そのため、ムリなく働ける職場に転職したいと思う看護師は多いです。

人間関係が良くない

チームワークが重要な医療現場では、スタッフ同士の人間関係が業務に影響します。

上司からのパワハラや先輩・同僚のいじめ・嫌がらせがあると、とても働くことはできず、精神の不調にもつながりかねません。

スキルアップしたい・違う診療科目を経験したい

看護師といっても、総合病院などの病棟から外来、訪問看護、介護、デイケアなど、様々な形があります。

内科や精神科、慢性期または急性期など、診療科や患者の状態も様々で、学べる技術・知識も異なります。

また、資格取得を目指したいなどの理由で転職を考えるケースもあります。

結婚・出産・家族の介護など

年齢が変わるとともに、育児や夫の転勤・引越しなどで勤務条件が変わることは多いです。通勤しやすい場所や、短時間勤務ができる職場に転勤するケースは多いです。

面接時の転職理由の伝え方

ネガティブな理由で退職した場合、理由を正直にそのまま言ってしまうと、マイナスイメージになることがあります。

ただ、表現を少し変えるだけで、イメージアップは可能です。

印象を悪くしない転職理由の伝え方を紹介します。

給料が安い

給料の高さだけにこだわっていると思われるのはあまり良くないため、「正当な評価をしてくれるところで働いていきたい」などと伝え、前の職場で成し遂げたことや実績をアピールするのがおすすめです。

休みが少ない・多忙すぎる

「患者一人ひとりにしっかり向き合いたい」「じっくり業務に取り組み、ミスなく働きたい」など、余裕をもって働くことでスキルアップしたい目標を伝えると良いでしょう。

人間関係が良くない

こちらに非はなくても、人間関係が原因で辞めたと伝えると、コミュニケーションに問題がある人と思われる可能性もあります。

「看護観が合わなかった」「キャリアアップしたい」など、前向きな理由を言うのがおすすめです。

もし、人間関係が悪かったことを伝えるとしたら、「反省し自分の悪いところを改善しようと努力した」など、積極的に改善しようとした経緯を伝えましょう。

スキルアップしたい・違う診療科目を経験したい

スキルアップしたいと思ったきっかけや目標・成し遂げたいことなども伝えると、よりイメージアップになります。

希望の科に配属されるか確認し、できれば書面に記載してもらいましょう。

結婚・出産・家族の介護など

家庭の事情などが理由のときは、そのまま伝えても問題ないでしょう。

ただ、近さだけで選んだと言うのではなく、「スキルアップにも最適と感じた」など、その病院の特徴もまじえて話すほうが良いです。

ミスマッチを避けるため、どの程度働けるのかはっきりさせておき、問題ないか確認します。

まとめ

転職・退職理由にはネガティブなものが多いものです。中には勤務環境が本当にひどい職場もあるでしょう。

看護師の求人はたくさんあるので、体を壊す前にむりせず転職するのも一つの方法です。

しかし、まったく欠点のない職場はめったにないため、次の職場で成し遂げたいことなどポジティブな目標を持ち、やる気をアピールするのがおすすめです。

「自分はどんな働き方をしたいのか?」自己分析をしっかりおこない、最適な条件で転職を成功させてみてください。

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  • この記事を書いた人
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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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