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看護師を辞めたい時、辞めたほうがよいケースとは?

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「看護師を辞めたい」と思い、退職や転職をしようか迷う看護師は多いです。多忙かつ人手不足の病院現場は残業も多く、スタッフの業務負担が大きくなっています。

転職して看護師の仕事は続けたいのか、看護師自体を辞めて他の職種に就きたいのかによっても、考えることが変わってきます。ただ、辞めたい理由によって、辞めるのがおすすめの場合と、考え直したほうがよい場合があります。

ここでは、辞めたほうがいい場合とそうでない場合、辞める前にとるべき行動を紹介します。

看護師を辞めたいとき 辞めたほうがいい場合or考え直すべき場合

看護師を辞めようか迷っているとき、今後を考えると退職したほうがよい場合と、退職したら後悔する可能性が高い場合があります。

辞めるのをおすすめするケース

体調や生活のため、辞めるのをおすすめする場合です。

多忙や夜勤で心身の健康状態が悪化している

仕事のストレスで、体調不良やうつ状態など健康被害が起きている場合、悪化して取り返しがつかないことになる前に辞めるのがおすすめです。がまんして大きな病になってしまったら、さらに大変な事態になってしまいます。

辞めにくいなどの事情もあるかもしれませんが、体を第一に考え、がまんせず転職したほうがよいでしょう。

希望の休みが取れない、妊娠中などでも勤務調整がない

人手不足などで希望休が取れないと、生活の満足度も下がり、将来苦労するかもしれません。特に、妊娠・出産・育児・介護・冠婚葬祭など、やむを得ない理由で有休や時短勤務を希望しても嫌がられる職場には注意してください。

体調が悪いのに無理に出勤させられ、辛い結果になってからでは悲しいですよね。特に、「看護師の切迫流産率は2倍」という調査結果もあり、原因には多忙や夜勤があります。妊婦なのに夜勤をさせられている同僚がいるなどの場合は、余裕をもって働ける訪問看護や介護施設などへの転職がおすすめです。

3年以上続けても看護業務が辛い

患者さんのお世話やコミュニケーションなど、3年ほど続けても業務そのものに向いていない、ストレスという場合、転職したほうがいいかもしれません。

ただ、看護師資格を活かせる場所はたくさんあります。職場により合う合わないもあるため、介護施設や付添看護などへ転職してみるのもおすすめです。

ですが、新人でも体調に異常をきたすほど辛い場合は、早めに転職したほうがいい場合もあります。新人のうちに職場を変えると、転職先で新卒と一緒に1から研修を受けられることも。

体質的に夜勤が合わないが看護師は続けたいという方は、クリニックや訪問看護など日勤のみの職場への転職がおすすめです。

給料が低い、残業代などが出ない

専門職である看護師の大きなメリットの1つが高収入です。それにもかかわらず、基本給が他の一般職と同程度で、残業代や深夜手当がつかない場合は転職がおすすめです。

看護師は残業が多い仕事ですが、残業代が出ないのは労働基準法違反になります。高収入の看護師求人は多くあるため、チェックしてみてください。

パワハラや嫌がらせがある

いじめ、暴言、無視などをされている場合は心の健康のためにも、職場を変えたほうがよいでしょう。

人間関係が極めて悪い職場というのも存在します。状況を変えるよりも、転職してしまったほうが早いでしょう。異動を申し出るのもおすすめです。

辞めるのは考え直す余地があるケース

退職後にもし後悔したら…と迷うこともあると思います。特に看護師は他の仕事より給料も高いため、辞めてからお金の問題で後悔する方もいます。

次のような理由で迷っている場合、もう少しがんばって続けてみると、看護師として安定した未来が開ける可能性もあります。

1年目・2年目でミスが多い

人命を預かる医療現場では、小さなミスでもきつく注意されがちです。新人のうちは特にそうですが、年数を重ねるごとにミスも減り、一人前になっていくものです。

また、医療ミスへの不安は看護師なら誰でも持っています。まずは3年以上続けてから考えてみてはいかがでしょうか。

なんとなく他にやりたいことがある

やりたいことや就きたい仕事がはっきり決まるまでは、看護師を続けるのがおすすめです。辞めてから後悔する前に、やりたいことの良い面・大変な面を具体的に調べるのが良いでしょう。納得いく生活を考えてみてください。

看護師を辞めたいと思ったらとるべき行動

看護師を辞める前に、次のような対策を試してみてはいかがでしょうか。

休みを取る

ゆっくり休み、今後のことを落ち着いて整理して考えてみてください。休職する方法もあります。

異動を申し出る

辞める前に、希望の働き方などをうったえてみてください。それでも却下された場合は、退職を考える段階にうつりましょう。

夜勤のない職場に転職する

診療所・クリニック・訪問看護ステーション・介護施設・検診センター・産業看護師・イベント看護師など、日勤のみで働ける看護仕事は多くあります。

将来の家庭と仕事の両立も考え、自分に合った職場を第三者視点で見てみてください。

看護師の離職率

2016年度の正規雇用看護職員離職率は 10.9%、新卒看護職員離職率は 7.6%と、共に横ばい状況が続いています。特に新卒は、小規模病院での離職率が高い傾向にあります。

都道府県別の離職率では神奈川県(14.7%)、東京都(13.8%)、大阪府(13.4%)と、大都市部で高い傾向が続いています。 (「2017年病院看護実態調査」日本看護協会

看護師の離職率は毎年変わらないようです。
人手不足である看護師の求人はたくさんあるので、体を壊す前にむりせず転職するのも一つの方法です。

まとめ

看護師といっても総合病院から施設まで様々ですが、訪問看護は夜勤がなく時短勤務がしやすいです。

そのため、私生活を大事にしながら自分のペースで働きたい方や、家事育児と両立している方も多く働いています。ぜひいちどチェックしてみてください。

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  • この記事を書いた人
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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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