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看護師の離婚率は高い?離婚する原因と対策

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「看護師の離婚率は高い」と聞いたことがある方はいらっしゃるでしょう。たしかに、看護師という仕事は多忙でストレスも多く、すれ違いが生じる過程もあるかもしれません。

この記事では看護師の離婚率は高いのか、また離婚した看護師のよくある原因、夫婦関係の悪化を防ぐための対策について解説します。

看護師の実際の離婚率

職業を問わず、日本での離婚率は年々上昇しているといわれます。統計によれば2018年時点で約35%、じつに3組に1組の夫婦が離婚しているという結果になりました。

看護師だけの離婚率は日本での統計データはありませんが、British Medical Journal(イギリスの医学誌)に紹介されたアメリカの医療関係者に実施した調査データによれば、つぎのような結果になっています。

アメリカにおける医療関係者の離婚率

これによれば、看護師の離婚率は33%。医療関係者では離婚率が高いほうといえますが、非医療関係者は35%。非医療関係者と比較すれば、看護師が飛び抜けて離婚率が高いともいえないでしょう。

アメリカの状況は日本と異なる部分があるものの、日本全体の離婚率が35%であることを考えれば、それほど大差はないのかもしれません。

看護師が離婚する際によくある原因

では、看護師さんが離婚してしまう場合の原因にはどのようなものがあるか、よくあるケースを紹介します。

生活が不規則ですれ違い

病院勤務の看護師といえば、その日によって出勤時間もバラバラで夜勤などもあり、また場合によっては残業などもあり忙しいことでしょう。

そのため、夫婦で休みの日が合わないため、一緒にいる時間があまり取れず、生活にすれ違いやコミュニケーション不足が生じてしまうということもあるかもしれません。

仕事のストレスが大きい

どの仕事も大なり小なりストレスを伴うものですが、看護師はとくに生命に関わる仕事であり、また毎日仕事仲間だけでなく、患者さんやその家族など、多くの人と接しなくてはなりません。

夜勤などもあり、勤務場所によってはかなりハードワークで、身体的・精神的に大きなストレスとなります。気が強くなってしまう看護師さんも少なくないようです。

そのため、家に帰っても疲れ果ててストレスを抱えており、家庭や子どものことなどで旦那さんと言い合いになってしまったり、態度にイライラして関係が悪化したりすることがあるといいます。

収入が高い

世間の夫婦のなかには、関係が悪くなっても奥さんが自分の稼ぎだけで、もしくは子どもを抱えて一人で生活していくのがむずかしいと思い、離婚に踏み切れない人もいます。

その点、看護師は収入が高く安定しており、また全国どこでも働く場所が見つかりやすいため自立もしやすく、離婚したいと思ったときにすぐ踏み切れるという部分もあります。

ほかにも、看護師の収入が高いゆえに、旦那さんが「経済的に余裕がある」と思ってムダ遣いをしたり、生活費を払わなくなったりして離婚、というケースもあるそうです。

看護師が離婚しないための対策

上記のような理由で離婚してしまわないためには、つぎのような対策をすることもできます。

理解のある人と結婚する

たとえば同じ立場である看護師や医者など、仕事に理解があり、悩みも共有しやすい相手と結婚することで、仕事や家庭でのストレスを減らせる可能性があります。

ほかに同業者でなくても、たとえば各々で自分の時間を大切にしていて、相手と長い時間話さなくても分かり合えるような、価値観が近い人であればうまくいきやすいでしょう。

看護師は世間的に「白衣の天使」のイメージで、優しくしてくれそうだからとモテるといわれます。しかし、結婚とはギブアンドテイクです。ギブだけを望む相手だと長続きはむずかしいかもしれません。

転職を検討する

病院勤務の看護師さんの場合はシフトがバラバラ、夜勤もありますが、それ以外の仕事に転職をすれば、旦那さんと休みを合わせたり、コミュニケーションの時間を増やしたりできます。

看護師という仕事をやめずとも、土日休みで夜勤もなく、残業も少ない職場であれば美容クリニックや訪問看護、幼稚園や学校の看護師など選択肢は豊富にあります。

もちろん、仕事を長く続けてキャリアを重ねることも大切ですが、家族との時間をより充実させたいというのであれば、このような仕事に転職する選択もよいかもしれません。

看護師の資格を活かせる仕事はなにがある?

看護師として働ける場所は、病院やクリニックなど医療機関の勤務だけではありません。ほかにもさまざまな場所でそのスキルを活かすことができます。 職場により勤務条件や業務内容も違うので、たとえば病院での夜勤 ...

まとめ

看護師は非常にハードな仕事でストレスも多く、そのうえさらに子育てや介護も両立しているとなると、つねに大きなストレスを抱えて旦那さんとの関係が悪化してしまうことがあるかもしれません。

なにかストレス発散できるような趣味をはじめたり、空いた時間でコミュニケーションを取るように気をつけたりすることで、関係の悪化を防げる可能性があります。

これから結婚をする方で、同時に離婚の不安を考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、このようなことに注意して、転職も検討するなど、生活を変えることも考えてみてはいかがでしょうか。

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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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