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看護師と准看護師の違いとは?資格や給与について

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看護師と准看護師の仕事内容はほとんど変わらない病院が多いといわれます。しかし、看護師と准看護師では名称だけでなく資格の概要や給与面で違いがあります。

具体的にどのような部分が違うのか、またそれぞれのメリット、給与はどのくらいの差があるのか、などを解説していきます。

看護師と准看護師の資格の違い

そもそも、看護師と准看護師は資格の概要や取得できる条件などが違います。それぞれの違いは以下のとおりです。

看護師 准看護師
必須学歴 高校卒業以上 中学卒業以上
履修時間 97単位以上(3,000時間以上)
3年以上
1,890時間以上
2年以上
実習時間 23単位以上(1,035時間以上) 735時間以上
免許 国家資格(厚生労働大臣) 都道府県知事
仕事内容 保助看法第5条:
傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする。
→自らの判断で看護をおこなう
保助看法第6条:
「医師・歯科医師又は看護師の指示を受け」、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする
→自らの判断で看護はできない
スキルアップ 専門看護師・認定看護師や保健師など取得可能 専門看護師・認定看護師や保健師などは正看護師の資格取得後に取得可能

このように、看護師と准看護師では必須となる最終学歴や必要な履修時間、免許を発行する場所など、さまざまな違いがあります。

仕事内容として大きな違いはないですが、准看護師の場合は自分の判断ではなく、医師や看護師の指示を受けて業務をおこなうという部分が異なっています。

看護師と准看護師の資格それぞれのメリット

上記のように看護師と准看護師には資格に違いがあるため、それぞれメリットも変わってきます。おもなメリットは以下のとおりです。

看護師資格のメリット

  • 准看護師より給与が高い
  • さらなる上位資格を取得できる
  • 准看護師より求人が多く将来性がある

准看護師資格のメリット

  • 看護師より早く、安く資格取得できる
  • 働きながら資格取得できる
  • 准看護師の求人も充実している

看護師と准看護師の給与の違い

日本看護協会の調査によれば、看護師と准看護師の給与差は月6~8万円となっています。年単位で比較すると、72万円~96万円ほど異なります。

やはり、資格取得に掛かる時間や学費、難易度などの部分で看護師のほうが労力も掛かるため、准看護師より高くなっているといえるでしょう。

まとめ

看護師と准看護師では資格の部分で大きな違いがあり、それによって仕事上の判断や給与面で違いが生じると解説しました。

准看護師は通信制でも履修できるため、仕事をしながらも取得できますが、正看護師は3年以上学校に通う必要があり、仕事と両立できません。

どちらの資格を取得するか迷われているということであれば、両者のメリット部分を比較し、どちらが魅力と感じるかで選ぶとよいのではないでしょうか。

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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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