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看護師転職のよくある失敗事例6つと対策方法

投稿日:2019年5月15日 更新日:

「スキルアップしたい」「もっと条件の良い職場で働きたい」など、病院や施設で働く看護師の方が転職を考えることもありますよね。

ただ、転職で失敗をしたという方も中にはいます。転職先が自分に合っているかどうかは、実際に働き始めないとわからないことも多いです。

しかし、求人情報をしっかりチェックし仕事内容や希望条件の細かい部分まで確認・準備をしてから転職先を探すことで、ミスマッチを減らせます。

この記事では、看護師転職のよくある失敗事例6つと対策方法を解説します。

看護師転職の失敗事例6つと対策方法

看護師が転職に失敗した事例と、失敗しないため転職前にしておくべき対策を解説します。

給料や福利厚生などの条件が違った

給与、ボーナス(賞与手当)、労働時間、有給や休暇日数、福利厚生、配属先などの内容が、募集要項や事前に聞いていたものと違ったというケースがあります。

勤務条件は働きやすさに大きく関わるため、これが合わないと問題です。

対策

  • 募集要項の内容を担当者に確認する
  • 条件を記載した書面をもらう

口約束ではあいまいなので、条件を記載した書類をもらうと安心です。ゆずれない条件についても、面接時などにかならず口頭で確認しましょう。

特に、子持ちや家庭の事情など、働く時間に制約のある方はしっかり確認します。転職サイトの担当者にも聞いてもらうと、より安心です。

忙しすぎる職場だった

前の職場より多忙で、休みが取れないなどのケースです。スキル不足でついていけない場合もあります。

特に、給与の高い職場は気をつけてください。そのぶん多忙で、離職率も高い職場の可能性もあります。給与が高い理由を知っておくのが大事です。

対策

  • 年収以外の部分も確認する
  • 現場のスタッフに話を聞かせてもらう
  • スキル・知識不足の場合は勉強する

収入アップの目的で転職先を探すとき、給料だけ見て決める場合がありますが、働く状況もチェックしたほうが良いです。

スキル不足の場合はがんばればなじめることもありますが、体を壊してしまってはいけないので、無理にがんばらずに他の職場を探したほうが良いケースもあります。

人間関係が合わない

チームワークが重要な看護師の仕事は、人間関係の良さが大切です。また、事務や医師との関係も重要です。

スタッフの雰囲気が悪くて居心地が良くない、仕事を教えてもらえない、ひどいことを言われるなど、様々なケースがあります。

対策

  • 実際の現場を見学させてもらう
  • インターネットや知人から病院の評判を調べる
  • できれば患者として足を運んでみる

人間関係は募集要項だけでは確認できない部分であり、面接で聞くにも限界があります。そのため、病院を見学し、一緒に働く同僚や先輩がどんな人なのか見ておくのがおすすめです。

個人経営のクリニックなどはWeb上に情報が少ないかもしれませんが、かならず調べておきましょう。

希望の仕事をさせてもらえない

希望の診療科に配属されなかったなど、やりたかったことができない場合です。

対策

  • 希望の科に配属されるかしっかり交渉する
  • 異動があるか聞く

希望したものの配属されなかったなどを避けるため、どうしても行きたい科がある場合は確定してもらい、採用通知書などに記載してもらうのがおすすめです。

病院の方針が合わない

患者の管理や対応に問題がある、ワンマン経営で理不尽な要求されるなど、様々なケースがあります。前の職場との違いが大きく、合わないこともあるようです。

対策

  • 施設の考え方・方針を調べる
  • 院長と会わせてもらい、人柄を見ておく

特に、大病院から小規模クリニックなど、今までと違う規模の施設に転職する場合は気をつけてください。異なる部分も増えるので、細かいことまで確認するのがおすすめです。

入職する時期が良くなかった

月ごとに病院の状況が違うため、入職する時期によっても待遇が変わることがあります。

看護師の経験年数が少ない方では、多忙や人手不足の時期に入職するとしっかり教えてもらえず、苦労する可能性もあります。

対策

  • 希望の入職時期に合わせて転職活動を始める

4月に入職すると、新人の看護師と一緒にしっかり研修を受けられます。7月や8月の入職では、夏季休暇が取れないこともあります。

自分の経験年数や、どの程度研修を受けたいかといった条件を考えてから、入職する時期を決めましょう。

失敗は確認不足から起きることが多い

事前の下調べや確認の不足があると、失敗しやすくなってしまいます。

以前の職場では当たり前だったことが他の職場では当たり前ではなく、後悔することも。思い込みは捨て、転職準備をしっかりするのが重要です。

具体的には、

  • 仕事内容の詳細
  • 給与
  • 勤務シフト(夜勤)
  • 残業時間
  • 教育制度
  • 上司の人柄
  • 病院の雰囲気

などをしっかりチェックしましょう。

また、転職で外せない条件などをはっきりさせておくと、ミスマッチが起きにくくなります。

なぜ転職したいのか、どんな働き方をしたいか、ゆずれない条件は何か、やりたいこと・やりたくないことは何かなど、自分の希望を書き出すのがおすすめです。

まとめ

自分の将来にも関係し、毎日長い時間を過ごす職場選びは、慎重におこなうべきです。

ただ、転職にはある程度のリスクがあり、どれだけ慎重に選んでも、100%成功するとは限りません。

とはいえ、看護師は常に人手不足なので、転職で希望に沿った職種が見つかる可能性は高いです。

実際に働いてから失敗したと思うのを避けるため、しっかり準備し、転職を成功させてみてください。

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  • この記事を書いた人
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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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