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看護師のスキルアップに!おすすめの資格7選

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看護師として日々の業務を積み重ねたり、新たな業務に挑戦したりすることは十分スキルアップになりますが、さらに資格を取得すればその努力を形として見せることができます。

資格を取得すると収入アップにつながりますし、転職をする場合も有利になる可能性が高いでしょう。そこで、持っていると役立つ人気の資格をご紹介していきます。

認定看護師

看護師の上位資格であり、特定の看護分野において熟練した知識と看護技術を有することを証明する資格です。21の認定看護分野があり、2020年度から新たに19の分野が教育開始となります。

取得することで給与のアップや昇進に期待できます。また、他部署へも指導をおこなえるなど活動範囲を拡大でき、夜勤が減らされるもしくは免除となる場合もあります。

受験資格

  • 看護師免許を取得している
  • 看護師の実務研修が通算5年以上(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
  • 認定看護師教育課程で半年間学び、「認定看護師認定審査」の受験資格を得る
  • 「認定看護師認定審査」に合格

※5年ごと書類審査での更新

活躍の場

  • 病院やクリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 福祉施設 など

専門看護師

認定看護師よりさらに難易度と取得のハードルが高い資格です。特定の看護分野における卓越した知識と看護技術が求められます。2016年時点で特定されている専門看護分野は13分野です。

2017年度の時点で有資格者は全国でも2100人前後と少なく、取得していれば一目置かれる存在です。活躍の幅もかなり広がり、看護師のリーダーとしてチームを率いる、後輩の育成なども任せられます。

受験資格

  • 看護師免許を取得している
  • 看護師の実務研修が通算5年以上(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)
  • 専門看護師教育課程で2年間学び、所定の単位(総計26単位または38単位)を取得

※5年ごと書類審査での更新

活躍の場

  • 病院
  • 大学
  • 訪問看護ステーション など

ケアマネジャー

正式名称は「介護支援専門員」です。介護保険制度に基づき、ケアマネジメント(障害をもつ方々が自立して生活できるようなサポート)をおこなうための資格になります。合格率は10~20%とやや低めです。

要介護者や周囲の状況を鑑みたケアプランを作成・運用するのがおもな仕事で、スキルアップだけでなく、居宅介護支援事業所や訪問看護ステーション開業もできます。

受験資格

以下の業務のいずれかに5年(試験前日までに)従事することで受験資格を得られます。

  • 規定の国家資格を所有し、各資格の業務に従事

※該当資格:介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士

  • 支援相談員、生活相談員、相談支援専門員、主任相談支援員いずれかの業務

※5年ごとに更新研修を受講

活躍の場

  • 病院
  • 介護施設(老人ホーム)
  • 居宅介護支援事業所
  • 訪問看護ステーション
  • 地域包括支援センター など

保健師

病気やケガの予防や早期発見を目的とした保健指導、また学校や企業に常駐して、生徒や社員の相談を受けるなどがおもな業務となります。

保健師は残業が少なく提示で帰りやすく、また土日祝日が休める点、合格率が8~9割と比較的取得しやすいなど、メリットが多いため人気の高い資格です。

受験資格

以下のどちらかの条件を満たすことで受験資格を得られます。

  • 看護師養成施設を卒業後、文部科学大臣または都道府県知事指定の保健師養成施設で1年学ぶ
  • 保健師・看護師統合カリキュラムの看護学校で4年学ぶ

活躍の場

  • 保健所
  • 保健センター
  • 訪問看護ステーション
  • 学校や企業

介護福祉士

身体や精神に障害があり、日常生活に支障がある人に食事や入浴、排泄などの介護や介護者に指導をおこなうのがおもな業務です。国家資格ですが、合格率は6割前後とやや高めです。

ヘルパーと介護福祉士の有資格者との仕事内容は大きく変わりませんが、現場の責任者として仕事を任される範囲が異なります。資格手当がつくことで、給与に差が出てきます。

受験資格

以下のどちらかの条件を満たすことで受験資格を得られます。

  • 介護福祉士養成施設で2年学ぶ
  • 福祉系大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設などで学び、介護福祉士養成施設で1年学ぶ
  • 実務経験3年以上+実務者研修
  • 実務経験3年以上+介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修 など

活躍の場

  • 病院やクリニック
  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保険施設
  • 障害福祉サービス事業所 など

助産師

助産師の資格を取得することで、妊産婦と新生児のケアを中心とした一連の指導・管理がおこなえるようになります。正常の分娩であれば医師の指示がなくとも助産介助をおこなえる権限を持ちます。

看護師として病院で働くほか、自分で助産所を開業することも可能です。現在、助産師の資格取得者の需要は非常に高く、年収も通常の看護師より90万円前後上がることもあり、人気の資格です。

受験資格

  • 看護師免許を取得している
  • 助産課程のある大学院や助産専門職大学院で1~2年学び、卒業している
  • 「助産師国家試験」に合格

活躍の場

  • 病院やクリニックの産婦人科
  • 病院やクリニックの助産師外来
  • 助産所
  • 出張専門助産師
  • 産後ケアセンター など

臨床心理士

臨床的な心理学の知識や技術を用いて、相手の心の問題や悩みを軽減、もしくは解決するのがおもな仕事です。日本臨床心理士資格認定協会が認定をおこないます。

心理学を専攻して大学院の修士課程を終了する必要があるものの、合格率は6割前後と難易度はやや低めです。常勤もしくは非常勤で勤務でき、平均的な年収は300~500万円ほどといわれます。

受験資格

以下のいずれかの条件を満たすことで受験資格を得られます。

  • 指定大学院(第一種)を卒業
  • 指定大学院(第二種)を卒業後、1年以上の実務経験がある
  • 臨床心理士養成に関する専門職大学院を卒業

※5年ごとに更新

活躍の場

  • 病院やクリニック
  • 学校や企業
  • 精神保健福祉センター
  • 児童相談所、少年鑑別所 など

まとめ

このほか、短期間で取得しやすいスキルアップ向きの資格はつぎのようなものがあります。

  • BLSヘルスケアプロバイダー
  • ACLSプロバイダー
  • 栄養サポートチーム専門療法士

自分がどのような分野においてスキルアップしたいのかを考え、受験資格や過去問題などを調べてみて、ためしに取得しやすそうな資格からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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  • この記事を書いた人
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矢口聡子(看護師)

【在籍】日本医科大学第一病院、アレルギー臨床研究所、佐々総合病院、クリニック等、訪問看護ステーション勤務。看護師歴31年。【スキル】訪問看護、精神訪問看護、BOC(口腔ケア)プロバイダー【経歴】1967年生まれ。日本医科大学付属看護専門学校卒。大学病院では小児科(白血病)病棟勤務。総合病院では終末期病棟勤務(レスピレーター管理、看護学生指導担当)。

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